車の運転ができなかった理由

2020/01/11 (土)

【 車の運転に関して 】

・信号待ちの渋滞がダメになる
・右車線が走れなくなる
・スピードを出して走れなくなる (60km以上出すのが怖い)
・運転すると何故か身体に緊張が走る
・トンネルが通れない
・橋や堤防が走れない
・右折レーンで待っているとパニックになる(小さい交差点も怖い)
・走っていて信号待ちなどで止まると頭がふらっとする(めまいが起きそうで怖い感覚)

10年前頃からだんだん車の運転に不安が出てきました。
なぜか身体に変な緊張が走るように。
ひどい時は 運転中に首すじの上のあたりや腕が締め付けられるような感覚になり
また、呼吸がしづらくなり過呼吸のような状態に。
ときには突然顔が痺れてくることも。
目の前に車がいる時はさほどなのですが 
前方に車がいない見通しいの良い状況で なぜか違和感が体を走るように。
その頃は なぜかがさっぱりわからないのです。
ピント合わせの機能がおかしくなってしまったのかな...と
奥行きの見え方の検査などもしてもらっても 異常はなし。

運転は大好きなのにどうして?  と落ち込むこと数年...
が2年前にその原因が発覚します。
それは 両目の見え方に上下にもズレがあったのです。
自分で簡易的にズレがないか調べてみると 画像参照
テレビを見ているなど屋内では少しずれている程度なのですが
遠くを見ると結構ズレているのに気づきました。
イラストのように 50mほど先の家の見え方が大きくズレていました。

ここで 車の運転が怖かった理由がコレだと気づきます。
目の前に車がいる時はさほど違和感が走らないのに 見通しのいい道を
走ると違和感があったのは 遠くを見るほど見え方のズレが大きかったからでした。
また眼鏡店に予約(2ヶ月後)をとり 
今までの遠視の度数+内に寄せる筋肉を助けるプリズムに加えて
上下のプリズムを入れた眼鏡を屋外用と運転用とで作って欲しいと申し出て 
作っていただきました。

1週間後メガネが届き 早速その眼鏡を掛けて運転。
2〜3ヶ月間は 今までの恐怖感を脳が覚えているので緊張はするのですが
今までのようなパニックになるほどの緊張が走らないことに気づきます。
半年後には もう右折レーンで止まっていようが 
渋滞にはまろうが冷静でいられるように。。。
橋も堤防も怖くない。
交差点の右折レーンで右折を待っているときに
すごく怖くて動悸がM A Xになってパニックになってしまっていたのは 
ズレがあるのに、視界が2重に見えないよう
無意識に目が頑張って見ているため 向かってくるスピードのある車を
見ていることに過度な緊張がかかって怖くて仕方なかったためでした。

上下がずれないように矯正した眼鏡は 楽に物を見ることができ、
身体にも緊張が走りません。
もう今では普通に運転でき バイパスのような大きな道も恐怖感なく
以前のように走ることができるようになり、10年前のように
また運転を楽しめていることに幸せを感じています。

もし何故か運転が怖いという方は 
自分の目の見え方を調べてみることをお勧めします。
上下の見え方がズレていると 
顔を傾けて自分で調整して見ている方もいるようです。
このように外見からもわかることがあるので、
そんな方も上下のズレを疑ってみても良いのではと思います。