家族に起こった事例

2020/01/11 (土)

インスタグラムを以前からご覧くださっている方の中に 約3年前に父が倒れて入院したこと
を覚えていてくださる方もいらっしゃるでしょうか。

父が気を失って階段から落ち救急車で運ばれ1週間ほど入院したわけですが 
頭を強く打ったため1週間ほどの間に頭に血が溜まってきてしまい2度目の入院をし
それを抜く手術をしました。
父の最初の入院中 私はすぐにお世話になっている眼鏡店に父の“目”を見て欲しいと予約を取りました。
なぜそうしたかは 後に述べますが
見てもらえるまでの2ヶ月間 父は 1週間ほど休んで また仕事をし出しました。
が物忘れが以前より多いし、呂律が少し回らない感じが気になりました。

でもなんとか2ヶ月後 父も自分で歩けてはいたので2人で新幹線で眼鏡士さんのところへ行けました。
父はよく長時間P Cも見るし 細かい作業もしますが 検査をしてもらうと 
その時使っていたメガネが 運転時のような遠くの見るのには良いが
テレビを見たり手元を見たり P Cをするにはとてもキツすぎるとのことでした。
たしかに倒れる前から 肩が凝ったり以前より疲れやすそうな感じがありました。
その眼鏡は 私が父に『歳を取ったらちゃんと遠近両用のメガネをした方がいいんだって』と
強引に近所の眼鏡屋で作ってきてもらったメガネでした。
1年ほどその眼鏡で過ごしていました。それが父を知らず知らずのうちにこんな状況にさせてしまったのです。

父の目は 家にいるときやテレビを見る時は裸眼でいいとのことで 手元が負担をかからないようにと
手元用のプリズム眼鏡をお願いしてきました。

その眼鏡が届くまでの1週間の間に 急に呂律が回らなくなりだし慌てて病院へ。
車のなかでもだんだん呂律が回らなくなってくる父を見て 不安に。
C Tを撮ると 少しずつまた血の混ざった水分が脳を圧迫し始めていました。
診察で 今日の日付や今の総理大臣の名前、すぐに答えられそうなことを聞かれても
すぐに答えられなくなっていて あぁこれはちょっとやばいなぁと思っていました。
頭の水分が抜けるような漢方を出してもらいましたが目立った効果なし。
あと数日で眼鏡が来るから大丈夫!と自分に言い聞かせて気持ちを落ち着かせること数日。

やっと父のメガネが届きました。すぐに近くを見るときにはかけさせました。
4日ほど経ったとき、父が 
『 あぁぁ、 肩とか首がなんか楽になってきた 』 と言い出したのです。
(父はこの頃の記憶があまりないそうで こんなことを思ったことも覚えていないです)
思っていたよりかなり早い段階で言い出したのでそこは驚きでしたが 
やっぱり“目”からだったんだと思った瞬間でした。

どうして すぐに 眼鏡士さんに見てもらおうと思ったかというと
父が倒れる2ヶ月ほど前に この事例(画像)を読んでいたのです。 
なので倒れた時にもしかしたら父にも当てはまるかもしれないとすぐに思えたのでした。
脳に水分が溜まってきてしまったことは 肩こりから頭への循環が滞ってしまっていたからだと思います。
物忘れなどもそう。
プリズム眼鏡をかけてからは 凝りがとれ 循環が良くなったのか 
1ヶ月後には全く頭の水分も抜け 元気になっていき 
それ以降もうこの件で病院通いは1度もしていません。
今も元気に仕事をしています。


私の例も 父の例も “目”がこんなにも身体に影響があることを思い知ったと同時に
これは伝えていかなくてはいけないことだと思ったきっかけでした。






魔法のメガネ屋の秘密 より一部引用